ネット生保のメリット・デメリット


ネット専業生保会社には、次のようなメリットがあると思います。

◆ 対面販売の保険に比べて保険料が圧倒的に安い
◆ 保険商品の内容がシンプルで分かりやすい


ネットを使うことによるコスト削減のおかげで、必要な保障に安く入ることができるというのは、それだけで大きな魅力です。ものの値段が適正かどうかは、内容と価格を比べて判断すると思いますが、その点でもネット生保の商品はわかりやすく、判断がつきやすいのではないでしょうか?

サイトで保険料のシミュレーションをしてみれば、価格は一目瞭然。その保険料でどれだけの保障があるの?という部分も、ネット生保の商品ならすぐに理解できます。大手保険会社の複雑な商品はこの部分がわかりづらかったために、高い保険料が本当に適正で、自分にとって必要なものか判断しづらかったと思います。ネット生保はそこをクリアしたことで、自分が納得して入りやすい保険だと言えるでしょう。

加えて、ネット専業生保会社の姿勢についても、従来の大手保険会社とは違いがあります。

ライフネット生命が保険料原価の全面開示をしたことは業界でも大きな話題になりましたが、ライフネット、ネクスティア各社とも、サイト上などでできるだけ情報開示をしていこうという方針が感じられると思います。ライフネットは「正直に、わかりやすく、安く、便利に」というキャッチコピーで、業績についても毎月公開しています。

こうした、

・情報開示姿勢などから「信頼感」が感じられる

ということもネット生保のメリットのひとつではないでしょうか。単なるイメージにとどまらず、実際、業績などが公開されているのですから、顧客が保険会社を監視・チェックできるという意味でも「信頼」がおけるわけです。

もちろん評判はさまざまですが、私は、ここまでのCS(顧客満足)を目指している保険会社は少ないと思います。

では反対に、ネット生保にデメリットはないのでしょうか。

ひとつは、商品がシンプルであるがゆえに、どんな人のすべてのニーズにも応えられるとは言えない点。そして対面販売ではないために、わかりやすい商品ではあるけれども、最低限、利用者が保険のことを理解していないといけないこと。人的なサポートがどこまで期待できるのかということと、各社とも新しい会社なので、今後、本当に問題なく営業していけるのか?というところの不安だと思います。

ライフネットとネクスティアではどっちがいいの?


ネット生保会社はまだまだこれからの会社ですので、実績がない分不安要素はもちろんあります。

ネット保険に加入するには、保険について分かっていないことには始まりません。全く何も分からぬまま加入するには危険すぎます。

しかし、ネット保険はこれから多くの保険会社の参入が予想され、これからは若い世代に安くて、手軽なネット保険が当たり前のように広がるでしょう。この際、しっかりと保険についての知識を得て、保険を選んでいくことが賢明です。

そして、ネット生保の中で、ライフネットとネクスティア、どちらを選べばいいのかという疑問ですが、これもやはり、最終的には自分自身で見極めて選ぶしかないと思います。

ネクスティアはがん保険や収入保障型の生命保険など、ネット生保に従来の保険商品の要素をプラスしたようなところがあります。対してライフネットは、徹底的にシンプルな商品を打ち出し、ネット生保のメリットを活かし切っているスタンス保険料の内訳公開に踏み切るなど、保険業界を変えていこうという気概が感じられます。

商品の内容・価格はもちろん、企業の評判や、自分自身の目で見た感覚など、総合的に判断してください。
私がネット生保を格付けするとしたら、これからの期待度をこめてAクラスです。

保険が今変わろうとしています。

その中でネット生保会社も誠心誠意を持って保険加入者の万が一の生活を守ってくれる保険会社へと成長していってくれると期待します。