業界で初めてライフネット生命保険は「保険料の原価」の全面開示をしたのですが、その原価が過大評価されているとの指摘があります。
__抜粋__
>純保険料が原価でないとした場合、
「利益を含む原価」って普通に考えておかしいと思わないの?
一般に使用される「原価」はそういう意味じゃないんだから。
げん‐か【原価/元価】<yahoo辞書(大辞泉)>
1 利益を含めていない仕入れ値段。もとの値段。もとね。
2 (原価)商品の製造・販売などに要した財貨・用役の消費を、単位当たりに計算した価。
更に付け加えると、製造業でいう原価には材料費に加えて、工場の人件費や光熱費、工作機械の購入費も含まれるけど、保険の考え方では開発部門の人件費やシステム投資も付加保険料に相当するため、一般的に考えれば原価に含むべきものが逆に付加保険料に含まれる。
だからこそ、話の発端はそもそも純保険料を指して「原価」という表現を使うべきではないってことだけだったんじゃないの?
__抜粋__
生命保険業における原価=純保険料−死差益相当額−利差益相当額+開発部門の人件費+システム投資額(右辺はすべて契約金額あたりでの按分額)
ってことでいいのかな?
生命保険業は製造業ではないので、生命保険業における原価の計算方法は基本通達にも会計原則にも記載がない。よってこれは管理会計の世界の議論になるんだけど、通常金融業においては商品開発部門の人件費やシステム投資は販管費とするのが一般的だと思う。
(そうでない例があったら勉強になるので教えてね)
金融商品の性質を鑑みれば、「将来に渡って支払われるであろう金額の合計」をもって当該金融商品の原価とするのはあながち間違っていないと思うんだけど。
ただ、純保険料は「将来に渡って支払われるであろう金額の合計」を元に決定されているとは思うけど、確定するのは支払時の話なんで販売時点と支払時点ではブレ(死差益とか)が発生する。ので、より厳密に考えるなら
生命保険業における原価=純保険料+死差損益予想額の現在価値+利差損益予想額の現在価値
って感じ?
> 「利益を含む原価」って普通に考えておかしいと思わないの?
ガソリンとかを価格上昇局面で仕入れたら仕入れ額(原価)の中に将来の利益(在庫評価益の見込み現在価値)を含んでいることになるよね?
なのでそんなにおかしいとも思わないんだけど。
債券でも原油でも価格が変動する(ブレる)商品なら全然日常茶飯な話だよね。
__抜粋__
生命保険業における原価=純保険料-死差損益予想額の現在価値-利差損益予想額の現在価値だねww
つまり、ライフネットの原価は過大に、表示されてるから、不当表示ってことになる。
__抜粋__
ちょっと専門用語が並んでいて分かりにくいかもしれませんが、原価に利益分も含まれている可能性が高いので、過大に評価されているということです。
しかし、これはライフネット生命に限ったことではないので、この会社だけの原価が過大評価されているというわけではないでしょう。
業界で初めて「原価の表示」をしたからには、きっちり本当のことを表示しているとは思うのですが、上記の掲示板の意見から見ると、原価の中に将来の利益分を含むことは通常のことらしいのでどこまでライフネット生命がしっかり、原価を出しているのかというところです。
そんなことを言っていたら、全ての物の表示に疑いが出てきますので、私たちがどこまで信用できるか、ライフネット生命がどれだけ誠意を持って「原価表示」をしているのかとの兼ね合いで会社の存続がかかってくるでしょう。