安い・簡単・わかやすい、ということでネット生保が人気を集めています。 今のところ有名なのは、「ライフネット生命保険」。次点で「ネクスティア生命保険」でしょうか。

ライフネット生命をはじめとして、ネット生保は本当にお得なんでしょうか? 

また、ネット生保に入るとしたらこの2つの会社のどちらがいいのでしょうか? インターネットから加入可能な生命保険に興味を持った私が、両者について調べて、比較してみました。

定期保険のプランを比較

設定条件:30歳・男性・死亡保障1000万円・保険期間10年

料金は設定条件によって変わります。
ライフネット生命の商品は、満期保険金や配当、また、解約返戻金はありません。なお、保険料は、2013年9月1日時点の保険料率で計算したものです。

どちらも1000円台ということで、大手生保に比べれば圧倒的な安さです。そしてこの2社間では、上記条件の場合、ライフネットのほうが安くなりました。両者の商品の内容はほぼ同じ。ネクスティアの定期保険にはリビングニーズ特約や災害時の死亡・高度照会保険金をつけることができる点が違います(ネクスティアで災害時給付のオプションをつけると保険料は高くなります)。

ライフネット生命の保険料シュミレーションはこちらからできます。

企業情報を比較

ライフネット生命保険株式会社 社 名 ネクスティア生命保険株式会社
2006年 設 立 2006年
209億6,960万円
(2013年3月31日時点)
資本金 83億4千万円
186,784件(2013年8月31日時点) 保有契約件数 20,981件(2010年11月)
2260.0%(2013年3月31日時点) ソルベンシー・
マージン比率
3,200.9%(2010年11月)

ソルベンシー・マージン比率とは……保険会社が、保険金を支払わなくてはならなくなったときに資金余力がどれくらいあるかを示す数値で、保険会社の健全性の指標とされています。高いほどよく、200%を切ると危険であると言われています。

ライフネット生命は日本生命出身の方が立ち上げた独立系生保。対してネクスティアはSBIホールディングスとアクサジャパンホールディング、ソフトバンクが出資して生まれた会社です(「SBIアクサ生命」として設立され、その後、SBIが撤退して「ネクスティア生命」となりました)。ともにインターネット専業生命保険会社として、ネットで加入できる保険を販売しています。

商品ラインナップを比較

死亡
保険
どちらも終身保険はなく、安価な定期保険のみを扱っています。これは価格を安くするため。さらに両社とも保障内容をシンプルにし、安価でわかりやすい保険を目指しています。ネクスティアの商品には、多少の特約オプションがありますが、ライフネットには特約などは一切なし。死亡保険金額を決めるだけのシンプルな商品内容です。保険金額はネクスティアでは最大4000万円ライフネットでは1億円まで設定可能です。
医療
保険
ライフネットからは「じぶんへの保険」ネクスティアからは「カチッと医療」という商品が販売中。どちらも入院保障と手術給付だけに絞ったシンプルな内容の終身医療保険です。ライフネットは入院給付日額は5000円・1万円・1万5000円の3段階から選び、手術給付は一律10万円。ネクスティアは入院給付は5000円〜2万円の範囲で1000円刻みで設定、手術給付は一律5万円です。ネクスティアにはがん保障の特約もあります。
その他の保険 ネクスティアには遺族の収入保障や、がん保険などの商品も。ライフネット生命は、がんや先進医療も保障し、公的な医療保険制度の自己負担分相当をカバーする定期療養保険「じぶんへの保険プラス」を追加販売しています。ライフネットのユニークな商品として就業不能保険「働く人への保険」があり、これは自分が就業不能状態になった場合に毎月給付金があるというもの。同様の商品は他社含めても珍しく、医療保障では上限日数があって保障されない長期入院や自宅療養の場合も収入がとだえるリスクに備える保険です。